ぼっち・ざ・ろっく!(漫画レビュー)
今回紹介するのはぼっち・ざ・ろっく!です!
きららの作品ですから、まあイメージ通りけいおん!系統の四コマ漫画です。女子高生の軽音楽系の部活でゆる~く過ごす日常系コメディだろうな、ていうイメージで読んでました、正直。
結果、コメディというのは合ってましたがゆるくはないですね!
ニコニコ漫画でほぼ全話読めます!↓
あらすじ
主人公は後藤ひとりという女子高生です。名は体を表すとは言いますが、ぼっちの女の子です。
超絶コミュ障のため友達ができず、家で一人ギターを弾くのが趣味で、「ギターヒーロー」という名でネット上に演奏動画を投稿しているようです(もうこの時点で僕としては引きこまれます笑)。その腕は確かなようですが、絶望的なコミュ障のせいで友人はできません。
しかし、道端で偶然出会った伊地知虹夏の強引な勧誘でバンドを組むことになり、ひとりはバンド生活に身を投じていくことになります。
ギャグ
長々とあらすじを書きましたが、この漫画の大きな魅力はギャグでしょうね。なんというか、辛辣でブラックなギャグを空気のように漫画の随所に散りばめるという高度な手法を用いています(この分析であってるのか?笑)。
これが結構独特なノリで、かっぱえびせんのごとくたまらない魅力ですね!
魅力
ただ、魅力はギャグだけではなく、音楽にもあると思います。
色々バンド活動でシビアなところが出てきたりしますが、そこを上手く乗り越えていくところも魅力です。自分は12話でもっとこの漫画か好きになりました。
詳しくは12話を見てほしいのですが、演奏する者の矜持というか、何があっても投げ出すわけにはいかない宿命的なものを感じさせられました。ひとりがあそこで奮起するのは、自分の解釈では、楽しみにライブを観に来てくれたあの二人の期待に応えるためだと思ってます。たとえ二人だけだろうと、応援してくれる人の気持ちに応えたいという思いでひとりの心に火がつくあの描写は、個人的には大好きですね。
ぼっちな人、音楽が好きな人は是非!