マザーグール(菅原キク)の紹介
唐突に更新します。
神のみの全キャラ考察記事を上げるぞと宣言しておきながら、最初のキャラの記事さえ完結させず終いで、申し訳ないのですが…
前回(と言っても最初の記事ですが)から約2年のブランクを開けての更新、しかも神のみとは関係ない記事になります。
今さらこのブログを誰が読むんだ、という感じですが、「無名のブログでもとにかく記事を投稿し続ければ次第に知名度が勝手に上がっていく」式の理論を信じているので、とにかく投稿することにします。
神のみの記事は、気が向いたらあげます!
で、今回取り扱う漫画は「マザーグール」です。
マザーグール(1)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)
- 作者: 菅原キク
- 出版社/メーカー: 徳間書店(リュウ・コミックス)
- 発売日: 2017/02/13
- メディア: Kindle版
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とりあえず、ニコニコ静画で読んでみて!
ニコニコ静画で現在六話(7/5時点)までなら読むことができるので、まずはそれを見てみることをお勧めします。
また、「マザーグール」とは別の主人公の視点での物語を描いた「旧約マザーグール」という作品もあります。こちらは上下二巻で完結していますが、下巻の終わりが、本編の「マザーグール」に直接繋がる感じですね、おおよそですが。旧約の方も、途中までなら無料で読むことができます。↓
余談ですが、無人島サバイバルというと、同じくニコ静で読める「ソウナンですか?」もおススメです。
ベアグリルスが好きな人、美少女×サバイバルなシチュエーションが好きな人は、はまると思います。あと、こっちのほうが割とコメデイ要素も多く、それほどシリアスさはないので、読みやすいのはこっちのほうかもしれません。
どういう漫画か?
一言で言うと、
「異形の化物達に立ち向かう、乙女たちの無人島サバイバル」
ですかね。
アマゾンの商品紹介ページから引用すると、ストーリーはこんな感じです。
修学旅行へ向かうお嬢様学校の生徒達を乗せた豪華客船が難破し、一部の生徒達が孤島へ流れ着いた。桐島朔也は無人島の砂浜で目覚めた。そこで彼女を介抱していたのは、学内で落ちこぼれといわれている楓子・なつの・すずの三人。三人を蔑みながらも他の生徒たちと合流するためジャングルの中を歩く朔也が見たのは、同級生を襲う人体に似たパーツを持った異形の化物だった――…!
「異形の化物」というワードが出た時点でわかる人はわかると思いますが、人外の化物が美少女たちを殺戮するという、スプラッター映画的な要素も含むので、万人にお勧めできるわけではありません…
そういうのが好きな人(?)、あるいは気にならない人なら是非読んでほしいなと思います。
でストーリーに話を戻すと、主人公は桐島朔也という、ミッション系女学院に通う女の子です。
朔也は女学院の学生と共に、豪華客船でドバイへ向かう途中でした。
ところが、突如船は転覆し、乗客全員が海へ投げ出されてしまいます。
パニックホラーの伝統的なプロローグ、といったところでしょうか。もちろん、転覆した原因は謎のままです。
で、朔也が目を覚ますとそこは無人島だった、というわけです。
そして、そこで彼女は三人の学院生と出会い、行動を共にすることとなります。
この三人ですね。
しかしながら、外部との通信手段は絶たれ、救助要請もままならないばかりか、ここがどこかもわからない始末。とどめとばかりに、学院生を食い殺す異形の化け物が登場します。
この化け物を倒し、何とか島を脱出して元の日本へ帰ろう!というのが彼女たちの目標となります。
見どころは?
個人的には以下の三つですね。
- 絵がキレイ
- 化け物たちに果敢に立ち向かう少女たちがアツイ
- 化け物と島のナゾ
まず注目したいのが、絵です。女性作家と思しき、耽美的な絵柄(実際にそうかはわかりませんが)が魅力的だと思います。顔のパーツの描き方とか、丸っこくて非常に顔立ちが整っていると感じさせる女性キャラばかりで、個人的にはローゼンメイデンのPEACH-PIT氏を思い出してしまいますね。「人形みたいな顔」とは女性をほめるときに使う言葉だと思いますが、まさにそんな感じです。